上下水道

下水道 

 下水道は、都市計画に定められる都市施設の一つであり、市街化区域については都市施設として定めるものとされています。地方公共団体が新たに下水道を整備しようとする場合には、まず基礎調査を行い、下水道計画を立案し、 その後に都市計画決定や下水道法の事業計画を作成する必要があります。

計画設計では、下水道事業を実施するまでの調査・計画・事業計画関係図書の作成などを行います。

当社は、埼玉県内の市町を中心に長年にわたり下水道事業の計画設計に携わっています。

下水道基本計画

下水道事業計画 

名 称: 下水道全体計画

場 所: 埼玉県鴻巣市

概 要: 下水道施設の全体計画見直し


 下水道事業経営の健全化・合理化を図り、より効率的な下水道整備を実施するために、下水道計画区域として存続させる区域と下水道計画区域から除外する区域とを区分して下水道全体計画区域の見直しを行いました。

下水道浸水対策計画  

名 称: 合流区域浸水対策

場 所: 埼玉県蕨市

概 要: 浸水対策案の設定、事業計画及び全体計画立案


 合流区域全体の流出解析により浸水状況を把握し、総合的な雨水対策を立案しました。また、下水道事業計画として貯留施設(有効貯水量V=5,300m3 、ニューマチックケーソン工法)の設置計画を立案して事業計画から詳細設計・施工管理までの浸水対策を行いました。

 これまでの下水道施設の整備水準は、概ね5年に1回の豪雨(時間雨量50mm程度)に対応していましたが、近年、全国各地で集中豪雨が頻発しています。また、都市部への資産集中や都市機能の高度化により浸水による被害が発生しています。このように下水道施設の整備水準を大きく超過する降雨に対して、重点的に対策を行うべき地区を選定して安全性を確保することを目的とした「下水道総合浸水対策計画」を策定し、被害を最小化するための施設計画を行っています。

主な業務実績 令和4年度 東山排水区基本設計業務委託
大村処理区ポンプ場ストックマネジメント実施計画策定業務委託
令和3年度 大泉寺地区排水基本計画検討業務委託
令和3年度 南部流域指扇中継耐震化対策基本設計業務委託 埼玉県
令和2年度 松伏町公共下水道ストックマネージメント全体計画策定業務委託 松伏町